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武器としての障害者差別解消法について

 昨年4月、障害者差別解消法が施行された。私は全く評価していなかった。
というのも、それが施行されることで、本当に「ともに生きる社会」が実現されるとは到底思われなかったからだ。
 実際、骨格提言はいまだに実現されていないし、さらに夏には津久井やまゆり園事件があり、全く信用できないと思った。

 でも、私の先輩がファイスブックで、障害者差別解消法についてこういっていたのを見て少し見方が変わった。
 彼は「この法律は私達障害者自身が守り、育て、活用しなければ、何もかわりません。
 この法律は国や社会が私達に支援を提供する法律ではなく、
 私達が障害者差別を告発する為の武器として活用するものだからです」。

 その通りだと思う。
 障害者差別解消法によって「共に生きる社会」が実現するのではなく、
 それを実現するためのスタート地点を実現したのだ。

 私には言語障害があり、聞き取りづらい時がある。
 だから私も諦めてしまって外出するときに介助者に任せてしまった時がある。
 そうしたら介助者から「通じなくてもいいから自分の言葉で話した方がいいんじゃないか」と言われた。

 私ははっとした。通じないからと諦めんじゃなくて、あくまでも私は相手にちゃんと自分の言葉で伝えるべきなのだ。
 実際、そのようなことを繰り返せば、徐々に、伝わるようになってくる。
 最初はあまり聞き取ってくれなかった駅員も、その努力を重ねていくうちに、
 こちらから、何も言わなくても「こんにちは」と挨拶の声をかけてくれるようになった。

 それが「共に生きる」ってことだと思った。あきらめることでは何も変わらない。

 揉めたとしても、こちらの主張を伝え続けなければ行けないと思う。
 一見言うことを聞いてくれる支援者は心地いい。
 でも、それは、結局のところ、私の言うことには耳を貸していないのだ。
 支援者は助けてくれるけど、私の武器ではない。もめなければならないのだ。

 このように考えて、私は障害者差別解消法を、出発点として、武器として評価することにした。
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凄い

鈴木さん!その通りです。共に頑張ろう
プロフィール

鈴木敬治

Author:鈴木敬治
ただの障害者です。たまたま変わったところがありますが、当り前な生き方をしています。
野球はヤクルト、音楽は吉田拓郎をこよなく愛しています。
フォークソングが大好きで色々な人の歌を聴きます。

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